小川 憲彦先生:
こんにちは。
お忙しい所を、メールでお邪魔しまして、誠に申し訳ありません。
私は中国の李浩文と申します。私は貴学経営研究科2012年12月の外国人入試に挑戦してみたいです。先日貴学のHPを通じて、先生の個人情報を拝見しました。僭越ながら、先生の研究テーマ(組織適応性と組織改革)が自分の研究テーマと合うと思っておりますが、どうしても先生のご指導で勉強したいです。しかし、先生の個人ページを拝見した後で、ご著作の内容は組織心理学と組織中の個人方面に向いているそうです。自分の研究内容と少しの相違があると思っておりますから、今の研究方向が先生のご指導でできるかどうかちょっと確認したいです。こうして勇気を出してメールを送ったのです。
では、自分の研究内容を簡潔に紹介させていただきます。私の研究テーマは「企業組織とイノベーションとの相互関係に関する研究 ~組織ルーティンを分析対象として~」です。本研究は企業イノベーションに影響する内的要因の一つとされる組織ルーティンを注目し、イノベーションに対する促進と抑制の働きを検討し、イノベーションが組織ルーティンの進化に与える影響を探る。研究の目的は組織ルーティンがイノベーションの結果によってどのように変化するかを明らかにしたいです。また、その結果を踏まえ、イノベーションは組織ルーティン化を乗り越える機制、対応策などを検討したいです。もし先生がこのテーマに少しの研究意義があると思われば、後のメールで全文を添付させていただけないでしょうか。
以上は愚見ですが、もし今の内容はご研究分野に合わないと思われば、「トヨタ自動車の管理モードがアメリカで成功できないケース」を切り口として、今の研究に基づいて組織中の個人面を分析したいです。この内容を加えば、先生のテーマにもっと合うと思っておりますから。
もし筆記試験が合格したら、面接試験で問題もない場合には、これから指導していただけないでしょうか。
結果はどうであれ、私はこんなメールでも読み終わったの先生には感謝しております。心よりご返事を待っております。
よろしくお願い致します。
ご健康をお祈り致します。
李